
万事、計画通り。
謎の館、脱出できない孤島など、周到な伏線や緻密なロジックを積み上げるクラシックなミステリーも面白いけれど、時代を反映させ、問題提起をなすミステリーも同様に強烈に人を惹きつける。本文では結城慎一…
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謎の館、脱出できない孤島など、周到な伏線や緻密なロジックを積み上げるクラシックなミステリーも面白いけれど、時代を反映させ、問題提起をなすミステリーも同様に強烈に人を惹きつける。本文では結城慎一…

「人が抱えた困難や弱さに寄り添わないなんて、ひどい人だ」。宮台真司という社会学者が一般向けに書いた本を読んで、私はそんなことを思ったことがある。自己責任論の嵐が吹き荒れる時代に、傷つくことを肯…

「働き方」の改革は、いつ成功するのだろう。今日より素晴らしい明日が来ると信じ、改革という甘い毒を飲み干した私たちに残ったのは、すさまじいプレッシャーと果てない競争によってズタズタになった心と身…

※ 本文は岸政彦『ディスタンクシオン(100分de名著)』を参照しています。 誰かの人生を簡単に嗤うなよ。ゴシップで盛り上がる他者の反応を見るにつけ、そう思う。誰もが誰かの選択を嘲笑し、さなが…

「本当の自分」を探したことはあるだろうか。思春期の専売特許と思われていたが、今では「大人」も「本当の自分」を探しているはずだ。適切なキャリアや自己啓発書を読むとき、新しい職場を探すとき、そこに…

なぜ働いていると本が読めなくなるのか。本書を貫く問いは、タイトルのとおりだ。この本は、そんな問いに対して労働史、特にビジネスマンという階級・階層の揺れ動き、そしてベストセラーなどにみる日本人の…